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小田急電鉄、電車内に業界初の調光機能付LED照明を導入

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小田急電鉄、電車内に業界初の調光機能付LED照明を導入

小田急電鉄は、車内照明の消費電力をより効率的に削減するために開発した調光機能付きLED照明を、3月4日に営業運転を開始する4000形の新造車両に搭載すると発表した。このLED照明は東芝ライテック製で、特殊な調光用制御回路を搭載することで、鉄道車両では初となる明るさの切り替えを実現した。

今回、LED照明を導入する車両は4000形1編成(4065号車×10両)。運行区間は小田急線全線(小田原線、江ノ島線、多摩線)。納入台数は、調光機能付40W形LED車両照明、20W形LED車両照明(非調光4台)の計240台。

この調光機能付LED照明は、3段階の車内照明の設定が可能。「全光」では、車内照明をLED化することで、従来の蛍光灯(消費電力50W)と比べると、全光点灯時でも消費電力を約50%削減できる消費電力25Wを実現。

LED照明「調光レベル1」の小田急電鉄の車内 - 環境ビジネスオンライン

「調光レベル1」の車内

「調光レベル1」は現在、節電対策として実施している一部蛍光灯を外して運行している車内と同等の明るさとするもので消費電力19Wとなり、蛍光灯使用時と比較約62%の消費電力が削減できる。通常の運行にはこの設定を使用し効率的に節電を図る。

「調光レベル2」では消費電力12Wとなり従来の蛍光灯器具と比較して約76%の消費電力が削減できる。消費電力を大幅に削減しながら、乗客が不安を感じることのないとされるJIS規格による客室内の基準を満たす。

調光制御の配線は、配線を50%削減する回路を照明器具メーカーの東芝ライテックと共同開発した。また、照明器具の外郭には、安全確保のためガラスクロスを装着。車内全体の雰囲気作りのため、優先席付近はつり革の色と合わせた暖色系の色を採用する。

車内のLED照明化は、消費電力の削減に加えて照明機器の長寿命化により、廃棄物の削減にもつながる。同社では、今後も新造車両や車両のリニューアル時に、LED照明を順次導入していく計画だ。

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