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九州電力・川崎重工、鹿児島県で小規模地熱バイナリー発電の実証試験

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九州電力・川崎重工、鹿児島県で小規模地熱バイナリー発電の実証試験

九州電力と川崎重工業は、鹿児島県指宿市の九州電力山川発電所(定格出力:3万kW)構内において、小規模地熱バイナリー発電設備(定格出力:250kW)を設置し、2月26日より実証試験を開始すると発表した。今後、約2年間の実証試験を行い地熱への適用可能性について検証を行う。

本設備は、川崎重工が工場の排熱等の有効活用を目的に開発したグリーンバイナリータービンを採用しており、地熱への適用が可能になれば、地熱資源が賦存する離島等への導入や、温泉水等の熱の有効活用が期待される。

バイナリー発電とは、加熱源により沸点の低い媒体を加熱・蒸発させて、その蒸気でタービンを回す方式のことをいう。加熱源系統と媒体系統の二つの熱サイクルを利用して発電することから、バイナリーサイクル(Binary -Cycle)発電と呼ばれている。川崎重工のグリーンバイナリータービンは、これまで未利用であった排温水(80℃~120℃)や排ガスを有効利用できるため、CO2排出削減にも貢献する。

地熱発電にバイナリーサイクルを導入すると、従来方式では利用できない低温の蒸気・熱水を有効に利用することができる。今回の山川発電所の実証試験においては、地下に還元する熱水を気水分離して加熱源とし、媒体サイクルには代替フロンを使用している。

本実証実験は、2011年度に設備設計・製作を開始し、2012年度にかけて据付・試運転を実施。今後、2年間の実証試験で、熱回収技術、スケール対策、腐食対策、設備性能、経済性について検証する。

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