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大阪ガス、実験集合住宅でスマートマンション化の居住実験を開始

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大阪ガス、実験集合住宅でスマートマンション化の居住実験を開始

大阪ガスは、2020年頃までの集合住宅を前提として、実験集合住宅「NEXT21」(大阪市天王寺区)において、第4フェーズとなる新たな居住実験を6月から開始すると発表した。居住実験は約5年間を予定。

「環境にやさしい心豊かな暮らし」をテーマに、人と人のつながりの創出、人と自然の関係性の再構築、省エネ・スマートな暮らしの実現を満たすべき要件と捉え、それらを具現化する、「住まい」および「エネルギーシステム」の2分野の実証実験を実施する。

「エネルギーシステム」の分野では、スマートマンションを具現化する次世代エネルギーシステムの実証で、省エネ・省CO2の更なる追求および、エネルギー自立を両立するシステム・技術の実験を行う。ここでは、家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを用いた電力や熱の住戸間融通、電力需給逼迫を緩和するデマンドレスポンス対応、停電時自立システムの構築、再生可能エネルギーの活用などに取り組む。

「住まい」の分野では、今後の多様なライフスタイルに対応する住まい・住まい方の検証・提案する。住戸と共用部、住棟と地域の間に人と人の新しいつながりを創出する領域として、一部住戸に子どもが集まる場所や料理教室ができるキッチンを、共用部に交流室や緑地などを設ける。また、自然とともに住まうための空間設計等の工夫も取り入れる。

NEXT21は、「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマに、近未来の都市型集合住宅のあり方を提案することを目的として、同社が平成5年10月に建設した実験集合住宅。竣工以来、平成6年4月、平成12年4月、平成19年4月から各5年間にわたり、それぞれ時代を見通したテーマを設定し、同社社員とその家族が実際に居住しながら、計3回15年間の実証実験に取り組んできた。

これまで、実証実験を通じて、建物全体の省エネ・省CO2、都市における緑地の復元と環境共生、多様なライフスタイルに応じた住まいのあり方、商品開発などに関する数多くの提案や発表、商品化等を実施してきた。また、環境共生住宅ならびに長期優良住宅の先導的モデルとして、国土交通省の「省エネルギー建築賞」をはじめ、多数の賞を受賞している。

昨今、少子高齢化の更なる進行や単身者世帯の増加等の家族の変化、深刻化する環境問題への対応が引き続き求められており、更に、東日本大震災を経て、人の絆の大切さやエネルギー供給の課題も再認識された。同社では、こうした課題について、都市型集合住宅をフィールドに考察すべき余地は、依然として大きいものと認識し、第4フェーズでのテーマに設定した。

第4フェーズ居住実験のための建物改修、新規エネルギーシステム等の工事は3月に完了予定。今後、第4フェーズの計画発表会(4月23日 15時~17時、大阪ガス本社にて)や公開見学会(4月25日~7月31日(予定)の平日、約2時間、NEXT21にて)を開催し、6月頃から順次入居を始め、居住実験を実施する。なお、本エネルギーシステムの実験は、国土交通省の平成24年度「住宅・建築物省CO2先導事業」の採択を受けている。

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