> > 伊藤忠、九電など、インドネシアに330MWの地熱発電開発で契約締結

伊藤忠、九電など、インドネシアに330MWの地熱発電開発で契約締結

記事を保存
伊藤忠、九電など、インドネシアに330MWの地熱発電開発で契約締結

伊藤忠商事、九州電力、インドネシアのPT Medco Power Indonesia、米国のOrmat Technologies, Inc.は、それぞれ保有する投資子会社及び共同で出資する事業会社Sarulla Operations Ltdを通じて、4月4日にインドネシア国有電力公社(PLN)とインドネシア国有石油会社の子会社PT Pertamina Geothermal Energy (PGE)との間で、インドネシア北スマトラ州サルーラ地区にPGEが保有する地熱鉱区を開発し、出力330MWの地熱発電所を建設、PLNに30年間にわたり売電する長期売電契約を締結した。

同事業は、単一開発契約としては世界最大規模の地熱発電IPP(独立発電事業)。資金調達に関しては、国際協力銀行、アジア開発銀行を中心としたプロジェクトファイナンスの組成を検討しており、今後ファイナンスの組成をへて、2014年に発電所の建設を開始、2016年から段階的に商業運転を開始する予定。

インドネシアは、世界の地熱源の4割が集中する世界最大の地熱源保有国で、同国は地熱を戦略的な電力源として位置付けている。2010年に策定した「第2次10,000MW電源開発促進プログラム」においては、その4割相当(4,000MW規模)を地熱発電でまかなう方針を打ち出している。今回の事業は、同プログラムの中核をなすプロジェクト。

地熱発電は、地下深部にある地熱貯留層から高温高圧の蒸気・熱水を取り出して発電する技術で、取り出した地下水を適切に地中に還元することにより、半永久的に地熱エネルギーを利用することができ、今後の活用が世界的に期待されている。発電時に排出されるCO2がわずかなため環境に対する負荷が少なく、また、天候に左右されないため他の再生可能エネルギー電源に比べて、出力が年間を通して安定しているという利点がある。

なお、P.T. Medco Power Indonesiaは、インドネシア最大手の民間資本総合エネルギー企業であるPT. Medco Energi Internasional Tbkを親会社とする電力事業会社。Ormat Technologies, Inc.は、地熱発電において、開発・主要機器製造・建設・事業投資・運営を垂直統合して取組む世界唯一の企業。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.