伊藤忠、九電など、インドネシアに330MWの地熱発電開発で契約締結

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※画像はイメージです
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伊藤忠商事、九州電力、インドネシアのPT Medco Power Indonesia、米国のOrmat Technologies, Inc.は、それぞれ保有する投資子会社及び共同で出資する事業会社Sarulla Operations Ltdを通じて、4月4日にインドネシア国有電力公社(PLN)とインドネシア国有石油会社の子会社PT Pertamina Geothermal Energy (PGE)との間で、インドネシア北スマトラ州サルーラ地区にPGEが保有する地熱鉱区を開発し、出力330MWの地熱発電所を建設、PLNに30年間にわたり売電する長期売電契約を締結した。

同事業は、単一開発契約としては世界最大規模の地熱発電IPP(独立発電事業)。資金調達に関しては、国際協力銀行、アジア開発銀行を中心としたプロジェクトファイナンスの組成を検討しており、今後ファイナンスの組成をへて、2014年に発電所の建設を開始、2016年から段階的に商業運転を開始する予定。

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