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東京都、トラック事業者のCO2削減を評価する制度を本格実施

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東京都は、運送事業者・荷主企業・都民が協力して自動車からのCO2排出量を削減する新たな仕組み「貨物輸送評価制度」を本格実施すると発表した。今回、本制度に基づいて評価を受ける事業者からの申請受付を5月から開始し、6月中に評価を行い、その結果を公表する予定。

都では、昨年、自動車からのCO2削減を推進する新たな仕組みとして、貨物自動車運送事業者(緑ナンバー事業者)のエコドライブ等の日常的な努力を実走行燃費で定量的に評価する制度を創設した(平成24年5月31日発表)。

本制度の対象は、営業地を問わず、都内に貨物を運送する事業者で、事業者が運行させる全車両の1年間分の燃費の記録をもとに、都が三段階で評価するもの。8月に、「東京都貨物輸送評価制度(試行)」として実施し、「2011年東京都貨物輸送評価制度 評価事業者一覧」を公開し、三段階で評価結果を公表した。

今回、本制度の本格実施について詳細を決定し通知した。評価対象事業者は、都内に貨物を運送する貨物自動車運送事業者(緑ナンバー事業者)。燃費データの提出が必要な自動車は、事業者が使用するすべての貨物自動車。申請の受付期間は、5月7日(火)から5月21日(火)まで。

申請には、自動車1台ごとの燃料供給量と、燃料供給ごとに記録した走行距離をもとに算出した実走行燃費の平成24年4月から平成25年3月までの1年間分の記録が必要となる。また、ドライバーに対するエコドライブの教育訓練、指導等の体制や、燃費データの集計・分析など燃費に係る日常的な管理体制を示す書類の提出を求める。

評価は、「☆」から「☆☆☆」までの3ランクで行う。車種・重量に応じて設けた52グループで、実走行燃費の偏差値の平均をもとに評価する。評価証明書を6月中に交付する予定。また、評価結果については、一覧を公表する予定。

なお、本件は、「2020年の東京」へのアクションプログラム2013において、目標2「低炭素で高効率な自立・分散型エネルギー社会を創出する」、施策5「世界で最も環境負荷の少ない、最先端の低炭素都市を実現する」に指定し、重点的に実施している事業に位置付けられている。

【参考】
環境省 - 貨物運送事業者の燃費評価制度を本格実施します

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