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パナソニックがソーラーランタンを商品化 世界の無電化地域へ供給

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パナソニックは、世界において、電気のない暮らしをしている無電化地域で活用できる「チャージ機能付ソーラーランタン」を開発し、今秋から発売すると発表した。このランタンは、日中に太陽電池で発電したエネルギーを充電池に蓄電し、夜間の灯りや携帯電話など小型機器充電用の電源として活用できるもの。

アジアやアフリカなどの無電化地域でのマーケティング活動を経て、今秋から発売する予定。開発品は、6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議併催の公式サイドイベント(5月30日~6月3日)に参考出展し、同会議に参画する多様なステークホルダーに商品提案を行う。

同社では、店頭での販売に加え、政府・国際機関の支援プログラムの活用やNPO・NGO等とのタイアップなどを進めることで、現地の人に広く使ってもらい、社会開発にも貢献できるように取り組んでいく。また、本商品を皮切りに、無電化地域にくらす人々の生活向上に向けてBOP(Base of the Pyramid:途上国の低所得者層)市場の開拓を進め、マーケティング・商品開発をグローバルで推進していく考えだ。

世界の無電化地域の人口は約13.2億人、無電化率は全世界人口の約20%(5人に1人)といわれている。無電化地域の多くでは照明として灯油ランプが使われているが、明るさが不十分なだけではなく、煙による健康被害や火事の危険にさらされている。また、通信手段として携帯電話の普及が進んでいるが、十分な充電インフラが整っていないという課題もある。

今回の「チャージ機能付ソーラーランタン」は、クリーンで安心な“灯り”と“電源”を安定して供給したいという想いから開発。商品化に向けては、携帯電話等への充電機能を備えた上で、明るさ、充電時間、駆動時間など無電化地域での生活照明として遜色ない仕様を実現する予定。

同社では、2006年にウガンダの大臣から、「無電化地域の煙による健康被害等を太陽電池で救ってほしい」という手紙を受け取ったことをきっかけに、ソーラーランタンを開発。その後、アフリカとアジアでNGOや国連機関と連携しながら、ソーラーランタンの寄贈・販売を進めてきた。また、現地にニーズを聞きながら、よりよい商品の開発に取り組んできた。

【参考】
ラオスの非電化農村に明かりを灯すソーラーランタン(2012/10/19)
Panasonic - ソーラーランタン10万台プロジェクト

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