鹿島、自社施設で国内トップレベルのCO2排出量を62%削減

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※画像はイメージです
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鹿島は、技術研究所本館研究棟(東京都調布市)において、汎用技術を用いて運用にかかるエネルギー効率を高め、2012年度の年間CO2排出量62%削減を達成したと発表した。この削減率は、日本において最高レベルとなっており、先般、第51回空気調和・衛生工学会賞を受賞し、第三者からも高い評価を受けている。

技術研究所本館研究棟はRC造で地上5階、地下1階、延床面積は8,914平方メートル。2011年11月から運用を開始した。計画にあたっては、地域環境を重視したランドスケープ計画、オフィス機能や知識創造環境を一から見直した合理的な内装・設備計画、明るさ感を演出したタスク・アンビエント照明、ダクトレス空調システムなどの新技術を採用。さらには既存躯体の利用や生物多様性の事前調査等、環境や省エネに最大限配慮した建物となっている。また運用段階においても、設計施工の担当者、利用者ならびに建物管理者など全員参加による最適運用をはかり、最高レベルの省エネを達成した。

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