カゴメ、ドーム型植物工場のグランパへ出資 アグリビジネスで連携

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※画像はイメージです
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カゴメは、ドーム型植物工場の開発と運営を手掛けるアグリビジネスベンチャーのグランパ(神奈川県横浜市)に3億1,000万円を出資し、相互連携することに合意したと発表した。グランパの払込資本金は9億1,000万円で、カゴメの出資比率は33.4%となる。

今回の出資により、カゴメが生鮮トマト事業において確立してきた大規模施設園芸の栽培技術と、グランパのノウハウを融合し、日本における農業の成長産業化を目指す。両社が持つ栽培技術の情報を共有することで、ドーム型植物工場での栽培期間の短縮、環境制御高度化による単位収量の増加、生育品目の拡大等を進め、生産野菜の原価低減と売上の拡大を図る。また、カゴメが持つ需給調整機能の活用可能性を検証し、効率的な受発注の仕組みを作ることで、販売ロスの削減につなげる。

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