川崎重工の超電導モーターの出力が3MWに 船舶の燃費を2割低減

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川崎重工は、開発を進めている「超電導モーター」について、同社神戸工場(兵庫県神戸市)で、数千トン級の中型の船舶に搭載するプロト機の性能試験を実施したところ、定格の3MWの出力を確認し、世界最高の出力密度を達成したと発表した。この超電導モーターの利用により、船舶の推進に関して約20%の燃料低減が可能となる。

同社は、オフショア船(沖合でOIL&GAS開発等に用いる作業船や輸送船)や特殊船、LNG輸送船等の一般商船の推進システムとして、省エネルギー化や小型化が実現できる「超電導モーター」の開発を進めている。

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