川崎重工、稲わらを使った低コストなバイオ燃料製造技術を確立

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川崎重工は、非食用バイオマスである稲わらから低コストなバイオエタノールを製造する新技術「熱水式バイオエタノール製造技術」を確立した。同技術は、バイオエタノール製造実証試験の稲わらの糖化工程において、熱水のみで糖化処理を行うことができるもので、環境性・経済性に優れているのが特長。また、熱水の条件を変更することによって、稲わら以外のソフトセルロースの糖化処理も可能。

同社は、非食用の未利用資源である稲わら等のソフトセルロースからバイオ燃料を製造する技術の確立を目的に、2008年度から5年間にわたり、秋田県の全面的な支援のもとで、秋田県農業公社とともに農水省の公募事業「ソフトセルロース利活用プロジェクト」に取り組んできた。

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