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村田製作所、津波被災農地の土壌塩分を計測するシステムを開発

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村田製作所、津波被災農地の土壌塩分を計測するシステムを開発

村田製作所は、土壌のEC(電気伝導度)、温度及びpH計測が可能なマルチモーダルセンサと無線通信を組み合わせたモニタリングシステムを開発し、津波被災農地における実証実験を開始した。同センサは、土壌塩分や養分濃度などの土壌状態のモニタリングが可能。

実証実験では、土壌塩分の計測のため、EC及び温度をモニタリングし、計測データをワイヤレスで蓄積、春の田植え以降、秋の収穫までの半年間の土壌状態観測・分析を実施する。

同システムは、「マルチモーダルセンサノード」と「データ収集器」からなる。センサノードには、3つのマルチモーダルセンサが接続されており、同一カ所における3深度のEC、温度測定が可能。データ収集器には、「920MHz特定小電力無線」「GPS」が搭載されていて、920MHz特定小電力はセンシングデータの収集に、GPSは時刻情報取得に使用する。

実証実験は、今年5月24日から宮城県沿岸部の水稲稲作付けした津波被災農地に同システムを設置し、EC、温度の観測を開始した。今後は、津波被災なしの農地への導入や村田製作所などでさらなる実証実験を行い、システムの完成度を高めていく予定。

東日本大震災による津波被災農地での農業再開に際し、土壌に残留している塩分が問題となっているため、土壌を採取し塩分濃度の計測を行っている。同システムを津波被災農地の計測に使用することによって、定点での塩分濃度計測が可能となり、土壌塩分のリアルタイム診断を実現することで、津波被災農地での農業再開を支援することが可能となる。

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