パナソニック、デジタル信号をアナログデータ化し演算する回路を開発 消費電力を9割削減
パナソニックは、連続的に変化するアナログデータを安定的に抵抗値として記憶する「強誘電体メモリスタ」を、広くデジタル回路として用いられているCMOS回路上に世界で初めて形成することに成功した。
この結果、同じ回路上でデジタル信号をアナログデータとして扱うことが可能になり、電子回路上で脳の神経細胞の動きを再現する「ニューラルネットワーク」処理に応用した場合、消費電力を最大1/10に削減でき、より複雑・高度化したニューラルネットワーク回路への展開が期待される。
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