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太陽熱利用システムに潜熱回収型ガス給湯器を合体した新製品「SOLAMO」

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太陽熱利用システムに潜熱回収型ガス給湯器を合体した新製品「SOLAMO」

東京ガスとパーパス(静岡県富士市)は、保育園および一般飲食店などの小規模業務用の顧客を対象に、高効率なガス給湯器をセットにした業務用向けパッケージ型「太陽熱利用ガス温水システム『SOLAMO』」を共同開発し、7月より営業を開始すると発表した。

東京ガスが、小規模業務用のパッケージ型太陽熱利用ガス温水システムを、ガス給湯器とセットで販売するのは初めて。本システムは、従来の業務用太陽熱給湯システムが対象としていた顧客と比べ、より小さい給湯需要の顧客を対象としている。希望小売価格は210万円(税込み、標準施工費込み)。

本システムでは、屋上に設置した集熱器から得た太陽エネルギーで蓄熱タンクにて給水を予熱し、さらに顧客が設定した温度まで高効率なガス給湯器で加熱する。再生可能エネルギーである太陽熱を優先的に利用し、天候や給湯需要量により太陽熱が不足する時もガス給湯器がバックアップするため、湯切れの不安がない。

本システムは、以下3点が特徴となっている。

  1. パッケージ化により施工期間の大幅短縮を実現

    従来は、設置場所に合わせて個別に設計・施工を行う必要があったが、今回は屋根接続金具類もあわせてパッケージ商品として規格化することで、設計・施工負担を軽減した。保育園や一般飲食店などでは、建物屋根形状が多岐に渡っているが、本システムではそれに対応した屋根接続金具類を多種類ラインナップ。これにより、従来約7日間かかっていた施工期間を、1日間に短縮することができる。

  2. 太陽熱を利用することによりエネルギー消費量・CO2排出量を削減

    給食を提供する120人規模の保育園に集熱面積6平方メートルタイプの本システムを設置した場合、一次エネルギー使用量を28%削減できると試算している。年間太陽熱利用熱量が2,200kWh、年間CO2削減量が750kg見込め、夏場の給湯需要の約半分を太陽熱でまかなうことができる。

  3. ガス削減量・CO2削減量の見える化

    顧客のさらなる省エネ・省CO2行動を促進するため、太陽熱利用量ならびに都市ガスやCO2の削減量の「見える化」を行う太陽熱利用熱量表示器を用意し、2013年12月よりオプション品として発売する予定。

本システムは、容量90Lの蓄熱タンク、補機類(集熱ポンプ、熱交換器、リザーブタンク、混合弁)および制御装置を一体化して「蓄熱タンクユニット」とし、これに高効率な潜熱回収型ガス給湯器「タフジェット」と、2平方メートルの集熱器を最大3枚並べた集熱部を組み合わせ、パッケージ化した。本システムの開発に当っては、東京ガスが市場性と商品性を分析し、パーパスが詳細仕様設計を行った。

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