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NEDO、ポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)をフランスに建設

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NEDO、ポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)をフランスに建設

NEDOは、フランス南東部のリヨン市で展開しているスマートコミュニティの実証プロジェクトにおいて、ビル内の消費量を上回るエネルギーを生み出すポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)のモデルビルとなる、「ヒカリビルディング」の建設工事がスタートしたと発表した。

ヒカリビルディングは、オフィスエリア・商業エリア・住居エリアからなる複合ビルで、日本人建築家の隈研吾氏の設計。建設は、フランスの大手建設会社ブイグ・イモビリエ社が担当する。

このビルでは、太陽光発電システムや蓄電池、蓄熱システム、LED照明システムなどの最新技術を導入。ビル・エナジー・マネジメント・システム(BEMS)、ホーム・エナジー・モニタリング・システム(HEMS)、省エネ設備などにより、ビル全体で消費するエネルギーより、多くのエネルギーを作り出すPEBの実証を行う。

このプロジェクトは、リヨン市周辺の58の市町村からなるリヨン都市共同体(グランリヨン)が進めている都市再開発事業とタイアップしたもので、都市空間全体のスマート化を目指した実証は、NEDOとしても初めての取り組みとなる。

実証プロジェクトは、以下の4つのタスクで構成される。

  • TASK1:再生可能エネルギーや蓄電池などを積極的に導入することで、ビル内の消費量を上回るエネルギーを生み出すポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)の構築
  • TASK2:太陽光発電を活用したEV(電気自動車)管理システムとEVカーシェアリングシステムの導入
  • TASK3:ホーム・エナジー・モニタリング・システム(HEMS)による住民の省エネルギー行動の促進
  • TASK4:地域全体のエネルギーを最適化するコミュニティマネジメントシステム(CMS)の構築

このうち、TASK1のPEBのモデルビルとなる「ヒカリビルディング」の建設工事が始まった。6月21日には建設予定地のコンフルエンス地区で起工式が行われた。

TASK1からTASK4までのNEDOの実証プロジェクトは、総事業費約50億円。日本からは東芝東芝ソリューションが参加している。

【参考】
NEDO - NEDO、仏リヨンでエネルギー自給のモデルビルを着工

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