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東大と千葉大、エネルギー管理システムを導入 経営・教育効果を検証

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千葉大学と東京大学は相互に連携し、ISO(国際標準化機構)発行の国際規格「ISO50001」に基づいて、両大学にエネルギーマネジメントシステム(EnMS)を導入することにより、エネルギー効率のさらなる向上を目指すとともに、教育機関にEnMS を導入することによる経営面や教育研究における効果を検証する。

同事業は「複数の教育機関によるEnMS構築・運用」という世界に先駆けた事例となる。また、経産省の「グループ単位による事業競争力強化モデル事業」の採択を受けたことを踏まえ、同事業に関する成果等を、教育研究機関を始めとした国内外の事業者に広く公開し、今後のエネルギーマネジメントシステム普及の先例となることを目指す。

同事業のポイントは、両大学のノウハウの結集・拡散。千葉大では、2003年から環境マネジメントシステム及びその国際規格であるISO14001を学生が主体となって運用しており、日本環境経営大賞最優秀賞を受賞するなど高い評価を得ている。東大は以前から全学的に「東京大学サステイナブルキャンパスプロジェクト」に取り組み、独自に省エネ、低炭素化に取り組んできた。これらのノウハウを相互に還元し合い、より質の高いエネルギーマネジメントシステムの構築・運用を目指す。

なお、同事業の事務局組織として「千葉エコ・エネルギー株式会社」が両大学のエネルギーマネジメントシステム構築・運用のサポートを行う。同社は、千葉大において学生主体で環境マネジメントシステムの構築・運用を担う「千葉大学環境ISO学生委員会」の顧問教員及び所属学生らで構成された大学発ベンチャー企業で、主に自然エネルギー導入支援事業や環境マネジメントシステム構築支援事業を行なっている。今回、環境マネジメントシステムの専門的見地から両大学のエネルギーマネジメントシステム構築のサポートを行う。

東日本大震災以降、エネルギーの効率的利用と絶対的消費量の削減が社会的課題となり、従来のエネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)の枠組みにとどまらない新たな取り組みが求められている。今回、さらに体系化されたエネルギーマネジメント実施のため、ISO50001を用いたエネルギーマネジメントシステムの構築に取り組むことにより、わが国におけるエネルギーマネジメントシステムの普及を目指す。

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