東北大など、CO2を蓄電池の電解液などに高効率で変換できる新技術を開発

東北大学大学院工学研究科の冨重圭一教授らの研究グループは、新日鐵住金との共同研究にて、二酸化炭素をメタノールと反応させることで、プラスチックの原料やリチウムイオン蓄電池の電解液として有用な炭酸ジメチル(DMC)へ高効率で変換する製造法の開発に成功したと発表した。
これまでの研究例では、2000気圧の超臨界流体を加熱・冷却させる大掛かりな装置を用いても、収率は最大でも45%にとどまっていたが、今回開発した反応では、最高収率94%(世界最高)でDMCを得ることができる。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる