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自動販売機、2012年は43.5%電力削減(2005年比) 自販機協議会が発表

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自動販売機、2012年は43.5%電力削減(2005年比) 自販機協議会が発表

清涼飲料自販機協議会(中央区日本橋)は、清涼飲料自動販売機の総消費電力量削減を業界あげて推進し、短期目標の最終年である2012年において、2005年比で43.5%削減と目標を大幅に上回る削減を達成したと発表した。短期目標(2005年~2012年)として37.1%削減を掲げていた。

省エネ型自動販売機の導入、並びに屋内に設置されている自動販売機照明の24時間消灯など推進し、いずれも順調に削減しており、この結果、2005年を基準年として、2011年には39.9%と1年前倒しで短期目標を達成していた。

大幅削減を実現した要因として、“省エネ型最新機種”の普及、並びに“屋内自動販売機照明の24時間消灯”が奏功したと分析している。省エネタイプ自動販売機への入替えにより消費電力量削減効果においては、特に最新省エネ機である「ヒートポンプ式自動販売機」が予定の約4倍となる導入となったことが、総消費電力量の削減に大きく寄与した。

「ヒートポンプ式自動販売機」は、冷却で発生した熱を外に放出せず、ホット商品を温めるために効率良く熱を再利用する仕組みで、全国で稼働している約250万台の自動販売機の約40%(約100万台)を占めており、その割合は年々高まっている。

また、一昨年の震災以降、全国的に節電の取り組みが実施されているが、同協議会では屋内自動販売機照明の24時間消灯をかねてより積極的に推進しており、昨年末時点で屋内自動販売機の約120万台の内、約85%が消灯運転を実施している。なお上記以外でも「ピークカット機能」(夏場7~9月は午前中に商品を冷やし、午後1~4時の電力需要が高まる時間帯に冷却をストップする機能)や「ゾーンクーリング/ヒーティングシステム」(庫内全部ではなく、もうすぐ売れていく商品だけを冷やしたり温めたりして電力消費量を減らすシステム)、「真空断熱材の使用」(グラスウールなどを真空パックし金属フィルムなどで覆ったもの。ためた熱や冷気を逃さずエネルギー効率を高めている)、「ヒートポンプ技術の進化」、更には近年、「LED照明やソーラ発電を搭載した自販機」が急拡大するなど、自動販売機は常に進化を遂げてきている。

清涼飲料自販機協議会は2008年12月に清涼飲料自動販売機の総消費電力量削減に向けた「自主行動計画」を策定。2005年比での短期目標のほか、中期目標(2013~2020年)50%削減、長期目標(2021~2050年)60%削減を掲げ、取り組んでいる。

清涼飲料自販機協議会には、一般社団法人全国清涼飲料工業会、日本自動販売協会、一般社団法人日本自動販売機工業会、日本自動販売機保安整備協会の清涼飲料自動販売機業界4団体が加盟する。「自販機の省エネ活動を通じて地球温暖化防止に業界として取り組み、社会との調和を図り、成長を続ける事」を目的に4団体により2008年に設立された。総消費電力量削減状況については、2010年より毎年6月末に公表している。

【参考】
自販機協議会 - 自動販売機、2012年は43.5%電力削減(2005年比)

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