> > テラモーターズ、iPhoneとつながる電動バイクを発表 ビッグデータの活用も

テラモーターズ、iPhoneとつながる電動バイクを発表 ビッグデータの活用も

記事を保存
テラモーターズ、iPhoneとつながる電動バイクを発表 ビッグデータの活用も
テラモーターズ「A4000i」はiPhoneをハンドルの間に設置することができる

iPhoneをハンドルの間に設置することができる

電動バイクの開発・製造・販売を行うテラモーターズ(東京都渋谷区)は、世界で初めて、iPhoneとつながる機能を搭載した電動バイク、「A4000i」を市場に投入すると発表した。

これまでスマートフォン搭載型の電動バイクは、欧米メーカーのコンセプトモデルとしては存在したものの、実製品として量産を開始するのは世界初となる。12月の発売を予定しており、日本、ベトナム、フィリピン、インドなどを中心に、アジア各国で販売する。

テラモーターズ「A4000i」のバッテリーは簡単に取り外し、家庭用100V電源で充電できる

バッテリーは取り外して家庭用100V電源で充電できる

「A4000i」はオリジナルのリチウムバッテリーを搭載し、東南アジアで普及する中国製などの電動バイクのバッテリーの約5倍にあたる約5万キロの走行距離を実現。また、バッテリーを取り外し、充電設備がなくても、一般家庭の100Vコンセントで充電することが可能。最高速度は時速65km、登坂能力は傾斜15度。

今後、同社はスマートフォンとの連携機能を活かし、電動バイクを運転するユーザーにとって魅力的なアプリ(サービス)を提供するとともに、Google、Appleに代表されるICTプレイヤーも取り込めていない、アジア新興国でのユーザーの位置情報(ビッグデータ)を収集していく。

このビッグデータを活用し、他社の機器向けの周辺機器やソフトウェアの開発・販売を手がける国内外のサードパーティーとの協業も視野にいれながら、アジア新興国において、今後様々なサービスを提供していく計画だ。

具体的には、公共向けにはエネルギーの効率利用を目的とした都市部交通インフラ最適設計、事業者向けには営業車管理、配車管理、シェアリングターンキーソリューション、消費者向けには地図と連動したお勧め情報提供サービス等をあげる。

同社は、本事業について以下のように説明する。ビッグデータのなかでも、最も価値があるといわれているのは、行動に紐づく位置情報とされる。近年、GoogleやApple等は、スマートフォンでユーザーの位置情報を収集し、多くのサービスを展開し、歩行者の領域だけでなく自動車を領域へ攻め込んできている。

一方、東南アジア新興国では、スマートフォンが急速に普及する一方、移動手段はバイクが主であることもあり、位置情報を収集・分析し、サービスを提供する企業はまだほとんど出てきていない。その要因として、バイクを運転中はスマートフォンを見られない・操作できないことや、GoogleやAppleも自動車先行で、バイク領域ではまだ何の取り組みも行っていないことをあげる。

同社では、この10年間ガソリンバイク、特に原付スクーターの分野では「走る・止まる・曲がる」の全機能が製品の機能として一般化されて、新しいバイクファンの獲得に難航していた。スマートフォンと連携した電動バイクにより、人や社会と「つながる」サービス、新しいバイクの使い方を提供し、拡販につなげていく。

【参考】
日系ベンチャー、電動三輪EV事業参入 舞台はフィリピン!?(2013/4/1)

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.