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住友商事、ベルギーの洋上風力発電事業に出資

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住友商事、ベルギーの洋上風力発電事業に出資

住友商事と欧州住友商事(英国ロンドン)は、ベルギーのパークウィンド社(Parkwind)と、ベルギー沖洋上風力発電事業2案件について、各事業会社の株式の一部を取得する契約を締結し、事業参画することに合意した。本件は住友商事が参画する初の洋上風力事業となる。

出資案件は、2010年より稼働中のベルウィンド1(Belwind 1)および建設中のノースウィンド(Northwind)の2案件。ベルウィンド1は、ベルギー沖合約46km、水深約20~32mの北海海域に設置されており、総事業費は約850億円、発電容量は165MW。ノースウィンドは、ベルギー沖合約37km、水深約16~32mの北海海域に建設中であり、総事業費は約1,200億円程度、発電容量は216MWになる見込み。

また、住友商事とパークウィンド社は、ベルウィンド1に隣接する発電容量165MWのベルウィンド2(Belwind 2)プロジェクトについても、今後共同開発することで合意している。

ベルウィンド1およびノースウィンドは、着床式モノパイル基礎に据え付けた、デンマーク ベスタス(Vestas)社製発電タービン合計127基を擁する。電力はエレクトラベル(Electrabel)社との長期契約(PPA)で売電され、約37万世帯分の電力を供給する。

住友商事はEU当局などの許可を経て、欧州住友商事とともに、ベルウィンド1で39%、ノースウィンドで33.3%の株式を取得する。

共同事業者となるパークウィンド社は、ベルギーのコルホイト(Colruyt)グループ、コリス社(Korys)、およびピーエムブイ社(PMV)の出資により構成されているベルギーの洋上風力事業者。コルホイトグループはベルギーの有力なスーパーマーケットチェーンを傘下に持ち、ベルギーだけでなくフランス、ルクセンブルグなどに約900店舗を展開しており、従業員約2万5千人を抱える巨大流通事業者。コリス社はコルホイト社の投資管理会社であり、持続可能性を重視した投資ポートフォリオを有している。ピーエムブイ社は再生可能エネルギー銘柄を特に重視したベルギーの投資会社。

世界の風力発電市場は2025年までに4倍の成長が見込まれており、そのうち10%は洋上発電によるものと言われている。同社はこれまでに日本国内、アメリカ、中国、など世界各地で風力事業に携わっており、2012年11月には南アフリカにおいて初となる再生可能エネルギーによるIPP案件(風力発電事業)の建設工事を開始した。2013年6月末時点で同社の全持分発電容量6,129MWの内、524MWが風力発電によるものとなっている。

【参考】
伊藤忠商事・住友商事 米国で世界最大級の風力発電事業に参画
住友商事、南ア・東ケープの放牧地に100MWの風力発電

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