> > 日本と米国、原発・再エネ・スマートグリッド分野で協力強化

日本と米国、原発・再エネ・スマートグリッド分野で協力強化

記事を保存

経済産業省は米国エネルギー省との会談により、エネルギー協力を強化していく意図を表明するとともに、二国間の主要なエネルギー問題について議論を行い、共同声明を発表した。

具体的には、日米民生用原子力協力、気候変動分野における協力、クリーンエネルギー技術、天然ガス、国際協力など主要なエネルギー問題について議論が行われた。各協議事項の概要は以下の通り。

■日米民生用原子力協力

2013年5月3日に署名した、軽水炉の研究開発や、核不拡散、その他の民生用原子力についての有益な協力を可能とする実施取決めの重要性について認識した。

■気候変動分野における協力

2013年4月の「気候変動協力に関する日米ファクトシート」において強調された長年の協力の取り組みを発展させるため、温暖化ガス削減のための革新的技術に関する情報共有や研究開発の促進を通じ、エネルギーの観点から見た気候変動問題における二国間及び多国間枠組みでの協力を強化する必要性について議論した。

■クリーンエネルギー技術

「日米クリーンエネルギー政策対話」の下で、二国間協力が進展していることを認識し、2013年12月に米国が主催する次回対話への期待を表明した。また、「沖縄ハワイ・クリーンエネルギー協力」の枠組みの下、ハワイ州にてNEDOによるスマートグリッド実証事業が今年末までに開始されることを歓迎した。

さらに、革新的な技術の重要性を認識し、日本の産業技術総合研究所と米国エネルギー省傘下の国立研究所の間で実施している、水素製造・燃料電池をはじめとした現行の研究開発協力の成果を歓迎した。太陽光発電や地熱発電といった分野での互恵的な研究開発協力を追加的に推進していくこと、産業技術総合研究所の下、間もなく開所される福島再生可能エネルギー研究所と米国国立研究所の間の協力を進めていくことに関心を表明した。既存の協力分野であるクリーンコールや、二酸化炭素回収・貯留の協力を継続していく意図を表明した。

■天然ガス

2012年にアラスカで行われたガス置換実験及び2013年に日本で行われたガス生産実験を認識した上で、2008年に署名されたSOIに基づき、アラスカにおける長期のガス生産実験の検討を含めたメタンハイドレートに関する協力について再確認した。

■国際協力

国際エネルギー機関(IEA)、アジア太平洋経済協力(APEC)、クリーンエネルギー大臣会合(CEM)、国際エネルギーフォーラム(IEF)、東アジアサミット(EAS)などの多国間及び地域間の枠組みでの緊密で継続的な協力を確認。例として、CEM、主要経済国フォーラム(MEF)やAPEC のような多国間協力を通じて、建築部門の省エネルギーに関する協力の可能性について議論した。また、CEM における電気自動車イニシアチブ(EVI)を含む多様な枠組みを通じ、次世代自動車の普及に向けた協力を継続していくこととした。

【参考】
経済産業省 - 米国エネルギー省とエネルギー分野における二国間の取組に関する共同声明を発出しました

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.