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福岡県北九州市、高効率火力・洋上風力発電など地域エネルギー強化へ

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福岡県北九州市、高効率火力・洋上風力発電など地域エネルギー強化へ

北九州市は、響灘(ひびきなだ)地区を中心に、同市の新成長戦略の主要プロジェクトとして「北九州市地域エネルギー拠点化推進事業」に取り組む。

同事業は、低炭素で安定・安価なエネルギーを供給することを目指すもの。

地域エネルギー拠点の形成により、市の成長を支える基盤とする。

今後は、これをより具体化するために、8月8日の「北九州市地域エネルギー推進会議」を皮切りに、8月23日に「火力発電立地検討部会」、8月下旬に「洋上風力発電立地検討部会」を開催する。

具体的には、響灘地区を中心に、エネルギー拠点施設の立地、需要と供給を束ねるエネルギー網の構築を目指し、以下の取り組みを行う。

北九州市の地域エネルギー拠点のイメージ(※クリックで拡大)

【1】発電事業の立地可能性調査

立地を検討する事業者に対してのインセンティブとなるよう、立地可能性調査を実施。

【2】高効率火力発電

響灘地区は、大規模石炭輸入基地、発電施設立地に適した広大な用地があるほか、世界最大級の大型LNGタンカーの接岸ができる大規模LNG基地を建設中といったポテンシャルがある。これらの優位性を活かし、火力発電所の立地の可能性について関係者と協議を進め推進を図る。

大型火力の立地推進だけでなく、中小規模火力発電の立地も推進。中小規模火力発電は建設期間が短いため、地域に安定・安価なエネルギーを短期間で供給しうるものとして有効。

【3】洋上風力発電

響灘海域は風況がよく、平成24年度の簡易調査では、洋上風力発電の大規模導入の可能性があることが分かった。関係者と協議を進め、航行安全、漁業活動の観点からも検討するとともに、発電事業者にも働きかけて促進を図る。

【4】地域エネルギーマネジメント

火力発電・洋上風力発電など供給側だけでなく、需要側もエネルギーマネジメントに参加する産業版スマートグリッドの実現を目指す。この仕組みを構築するため、発電事業者と市内産業界(需要家)などをつなぐ「地域エネルギー会社」を設立し、全体としての最適化を行うための制度設計、企業に眠っている自家発電の活用、電力不足時に需要を調整するネガワットの取組みなどを取り入れる検討を行う。

なお「火力発電立地検討部会」については、火力発電立地に関心があり主体となりうる事業者を公募する。参加申込みは8月12日まで。

【参考】
北九州市 - 北九州市地域エネルギー拠点化推進事業

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