ノボ ノルディスク ファーマ、工場の電力をバイオマス発電・風力発電から購入

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※画像はイメージです
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医薬品、医療機器の開発・製造・販売などを手がけるノボ ノルディスク ファーマ(東京都)は、国内唯一の工場である郡山工場(福島県郡山市)で使うすべての電力を再生可能エネルギーに転換すると発表した。さらに、グリーン電力に加えて、灯油から天然ガスへの燃料転換も行い、消費されるエネルギーから排出されるCO2の総排出量を、2014年には2004年比で83%減の313トンを目指す。

同社は、今年6月に日本自然エネルギーから2種類のグリーン電力証書を購入する契約を締結した。購入する電力量は、郡山工場の年間電力消費量に相当する190万kWh。その内訳は、180万kWhがバイオマス発電、10万kWhが風力発電。グリーン電力証書システムにより、購入分のグリーン電力を使用したとみなすことができ、郡山工場での電力使用によるCO2排出量を実質ゼロとすることが可能となる。使用するグリーン電力のうち、風力発電は「北海道の寿都温泉ゆべつのゆ風力発電所」で、バイオマス発電は、宮城県の「石巻合板工業株式会社発電所」で発電される。

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