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2012年のLED照明市場、前年比約2倍に拡大 全照明市場の約4割に

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2012年のLED照明市場、前年比約2倍に拡大 全照明市場の約4割に

矢野経済研究所は、照明関連メーカー、電設資材卸事業者、業界団体、協会等を対象に国内の照明市場を調査した結果を「2013年版 照明市場の展望と事業戦略」としてまとめて発表した。2012年の一般照明用途の照明総市場は、前年比118.1%の1兆264億5,000万円、LED照明市場は、前年比195.0%の4,204億円といずれも急速に拡大した。また、LED照明への新規参入、オフィス・事業所分野へのLED照明の導入が相次いでおり、今後LED照明の普及がさらに進むものとみている。

2012年の一般照明用途の照明総市場は、2011年に続いて二桁台の成長を遂げており、東日本大震災以降の省エネニーズの高まりを追い風に急速に拡大した。内訳をみると、「照明器具」が3,752億5,400万円(前年比90.3%)、「ランプ」が 2,307億9,600万円(前年比96.8%)と減少しているのに対し、LED照明は4,204億円(前年比195.0%)と大幅な成長を遂げた。2013年以降も省エネニーズは高水準を維持しており、LED照明を牽引役として、一般照明用途の照明市場規模は今後も成長していくと考えられる。

LED照明市場が大幅な成長を遂げるなか、電子部品や制御機器、住宅メーカーまでさまざまな事業者の新規参入が続き、照明器具専業メーカーやファブレスメーカーもLED照明事業にシフトしている。各社とも LED照明の普及拡大の波に乗り遅れないよう、商品ラインナップの拡充、用途領域や販路の開拓などに注力しており、LED照明におけるメーカー間の競争も激しさを増している。

また、省エネ法の改正により、オフィス・事業所分野においても幅広く省エネへの取り組みが進められ、ビル・建物などの維持管理を請け負うファシリティマネジメントサービス事業者やオフィス家具販売事業者、OA機器関連事業者などが、様々な省エネ関連のサービス提供を始めるとともに、オフィス・事業所への LED照明の提案をしている。特にファシリティマネジメントサービス事業者は、多くの顧客の施設管理実績を持ち、省エネソリューションサービス売上高を伸ばしているが、そのうち LED照明の売上比率がかなりの部分を占めていると考えられる。LED照明の普及率は、照明器具全体においてはまだ数%程度だが、今後の普及拡大とともに様々な動きが起こっていくと考えられる。

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