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ジャガー・ランドローバーがハイブリッド車・電気自動車の研究開始

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ジャガー・ランドローバーがハイブリッド車・電気自動車の研究開始

英ジャガー・ランドローバーは、ハイブリッド式およびバッテリー式電気自動車(BEV)の新技術開発に向けた、先進パワートレイン研究開発プロジェクト「Evoque_e」を発表した。

「Evoque_e」は、英国の独立系政府機関テクノロジー・ストラテジー・ボード(TSB)が支援し、総額1,630万ポンド、研究開発期間2年を投じるプロジェクト。ジャガー・ランドローバーは、400万ポンドをこのプロジェクトに拠出し、また12の産学パートナー、8つの企業と3つの大学から成る研究共同体のリーダー的役割を担う。

「Evoque_e」は、レンジローバー・イヴォークのプラットフォームをベースとした最先端の次世代ハイブリッド・パワートレイン技術およびバッテリー・エレクトリック・パワートレイン技術開発を目指す。

2013年10月に開始するユニークな本共同プロジェクトを通じ、最先端の次世代パワートレインのコンセプトとなる、マイルド・ハイブリッド式電気自動車(MHEV)、プラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)、フル・バッテリー式電気自動車(BEV)3台の研究車両をデザイン、開発および製造する予定。

ジャガー・ランドローバーは、イギリスの自動車会社で、印タタ・モータースの子会社。2012年の販売台数は30%増の357,773台だった。英国有数の輸出企業であり、その収益の約85%を輸出が占めている。自動車の研究開発において英国最大、また、製造研究開発分野でも最大の出資額を誇り、製品開発に対し、2014年3月までの1年間で27.5億ポンドを投じる予定。

同社は、Low Carbon Vehicle(ローカーボン・ビークル)イベント2013において、主導的役割を担っているその他多くの共同研究プロジェクトを展示した。これらのプロジェクトには、内燃機関の大幅なダウンサイジング、熱エネルギーの効率的な管理と保存、革新的な新しいデザインコンセプトによるエンジンの軽量化などが含まれている。

同社は、「Evoque_e」プロジェクトを通じ、これまで蓄積してきた技術を活かし、幅広い性能と先進パワートレイン技術へのさらなる取り組みを明確に提示していくとしている。

また、同社のビジネスの成長と研究開発への継続した投資は、他社の国内投資も促している。その例として、同社サプライヤーは、英国内の大学で独自の研究プロジェクトを立ち上げ資金を拠出していることをあげる。TSBの資金援助のおかげで社の投資効果は何倍にも拡大し、また英国を拠点とする技術投資が助長されたことにより、将来の需要や世界の制度・規制への対応ができるようになるとコメントしている。

テクノロジー・ストラテジー・ボード(TSB)は、イノベーションを推進する英国の独立機関で、ビジネス主導のイノベーションを活性化、支援することにより、経済成長の加速を目指している。ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)管轄のTSBは、企業、研究機関、公共セクターを一つにまとめる役割になっている。市場ニーズや社会的課題に対応し、また将来の経済基盤を構築するため、革新的な製品やサービス開発の支援と加速を行ってる。

なお、「Evoque_e」プロジェクトでは、英国内の産業、サプライヤーおよび主要大学間の協力を促進する。12の産学パートナーは、ザイテック・オートモーティブ、GKNドライブライン、モーター・デザイン・リミテッド、AVL、ドライブシステム・デザイン、ウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、デルタ・モータースポーツ、タタ・スチール、ブリストル大学、クランフィールド大学、ニューカッスル大学。

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