進む燃料電池の低コスト化 東北大と東北特殊鋼が新材料を開発

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東北大学と東北特殊鋼(宮城県)は、固体高分子形燃料電池(PEFC)を健全に作動させるために重要な純水の流れを制御する電磁弁鉄心用の「快削高耐食性電磁ステンレス鋼」を共同開発した。

これにより、従来快削材料がなかった高耐食性電磁ステンレス鋼製の水用電磁弁部品の加工コストが低減され、燃料電池の普及促進に貢献するものと期待される。今後は、試作材を電磁弁メーカーのサンプル評価に供しながら、順次量産へ移行する。なお、今回の開発成果の詳細は、9月24日に福島市で開催される「第60回材料と環境討論会」で発表される。

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