東レ、ポリマー有機薄膜太陽電池で10%超の変換効率を達成

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※画像はイメージです
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東レは、有機薄膜太陽電池において、単層素子としては世界最高レベルとなる10%超の変換効率を達成した。これは、同社が新たに開発した高配向性の「芳香族ポリマー」をドナー材料に、フラーレン化合物をアクセプター材料に用いることで、発電層を高度に配向制御すると共に、厚膜化(従来比約3倍)に成功したもの。

今回開発した有機薄膜太陽電池は、外部量子効率(照射した光子が電子に変換された割合)が光吸収波長領域の全域に渡って9割を超え、短絡電流が無機太陽電池に匹敵する値に達するなど、極限に近い高効率化を実現している。

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