新潟大学など、「塗布型」太陽電池の新技術発表 変換効率5%から7.5%に

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※画像はイメージです
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科学技術振興機構(JST)と新潟大学は、有機半導体の溶液を塗布して作る「塗布型有機薄膜太陽電池(塗布型OPV)」の変換効率向上の要となる半導体ポリマーの配向制御技術を開発した。

塗布型OPVの実用化には変換効率の向上が最重要課題となっているが、今回、アルキル基の長さを調整し、半導体ポリマーの配向を制御する手法を確立。これにより変換効率を5%から7.5%に向上させた。今後は、実用化の目安とされる変換効率15%の到達に向けて研究開発が大きく加速することが期待されている。

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