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クボタ、北米最大規模のMBR水再生処理施設向けの膜分離装置を受注

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クボタ、北米最大規模のMBR水再生処理施設向けの膜分離装置を受注

膜分離活性汚泥法の処理フロー(事例)
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クボタは、米国オハイオ州カントン市の水再生処理施設向けに、排水を処理するための膜分離装置を受注した。本水再生処理施設は、膜分離活性汚泥法(MBR)を用いたものとしては北米最大規模となる。稼働は2017年1月を予定している。

本件はカントン市よりOVIVO社(エンジニアリング会社)を通じて、クボタの100%子会社であるKubota Membrane U.S.A. Corporation(アメリカ合衆国ワシントン州)が受注した。OVIVO社の受注金額は2,880万US$(約28.8億円)。カントン市水再生処理施設の水量は一日当たり15.9万立方メートルで、北米、クボタともに最大規模。

クボタが受注したのは、本施設受注のために開発した大規模処理施設向け膜分離装置「クボタ液中膜」。同社は、本製品により、下水処理場の統廃合に伴う処理施設の大規模化ニーズに応え、欧州や中東などでの大規模施設案件の受注を注力していく考えだ。

カントン市は、設備老朽化と処理水の規制強化に対応するため、2008年から施設改造計画を推進してきた。既設の水槽を活用しながら、処理水質を高めるために膜分離活性汚泥法(MBR)を採用することとなった。同社はこれまで中小規模処理施設向けに強みのある製品を有していたが、本件に向けて大規模処理施設向けの製品開発を行い、精力的な営業活動の末、受注に至った。

「クボタ液中膜」は微生物を利用して排水を浄化し、浄化された処理水と浄化に利用した微生物を分離するフィルター。孔の直径は0.4μm(1万分の4mm)と非常に小さく、排水中の病原菌などを分離することができる。省スペース・省エネルギー・高度排水処理を同時に実現することができる。

同社は1980年代後半からMBRの技術開発に取り組み、1991年にクボタ液中膜の販売を開始した。 2001年にイギリス・ロンドン市に設立したKubota Membrane Europe Ltd.、2005年にアメリカ・ワシントン州に設立したKubota Membrane U.S.A. Corporation、更には2011年に中国・上海市に設立したKubota Environmental Engineering (Shanghai) Co.,Ltd.を拠点にヨーロッパ、アメリカ、中国、中東、東南アジアに納入されたクボタ液中膜は世界各国から高い評価を得ている。

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