鉄鋼スラグの再生資材で浅瀬を造成 JFEが横浜近海で水質浄化の研究

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※画像はイメージです
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JFEスチール(東京都)は、横浜市との間で、鉄鋼スラグ製品を用いた生物の生息環境改善と水質浄化の向上を検討する共同研究に関する協定を締結し、共同研究を開始した。山下公園前海域で、生物付着基盤や底質改善の効果が期待される鉄鋼スラグを原料とする再生資材を沿岸域に配置し、浅場を造成。その後、定期的なモニタリング調査を行い、海域が本来持っている生物による水質浄化能力の回復に向けた生物生息環境の改善手法の検討を行う。研究期間は2016年3月31日まで。

今回の研究では、鉄鋼製造工程で副産物として生じる鉄鋼スラグを活用した鉄鋼スラグ製品「マリンブロック®」「マリンロック®」「マリンストーン®」が使用される。

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