川崎重工、インドネシア向け石炭焚きボイラ設備を受注 熱電併給設備に導入

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川崎重工は、インドネシアのエンジニアリング大手であるレカヤサ・インダストリ社(レカヤサ社)より、石炭焚きボイラ設備2缶を受注した。本ボイラ設備は、環境規制物質の発生を抑制する技術を採用しており、熱電併給設備に組み込まれる。納入予定は2015年3月。

今回受注したボイラ設備はカワサキ単胴放射形自然循環ボイラ(56kg/平方センチメートル(ゲージ圧力)、487℃)。蒸気発生量は一時間当たり240t(1缶)。インドネシアの国営肥料会社ププク・スリウィジャヤ・パレンバン社(プスリ社)が南スマトラ州パレンバンに建設する肥料プラントにおいて、同プラントの生産プロセスで使用される蒸気と電力を供給するための熱電併給設備に組み込まれる。本熱電併給設備は、ボイラ設備、蒸気タービン発電設備、貯運炭設備、排ガス処理設備などで構成される。レカヤサ社はプスリ社から熱電併給設備の建設を請け負い、川崎重工にボイラ設備を発注した。

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