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JOGMEC、福島の地熱発電所で地下の熱水の流れを評価・管理する技術の高度化に着手

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JOGMEC、福島の地熱発電所で地下の熱水の流れを評価・管理する技術の高度化に着手

天然ガス・金属鉱物資源機(JOGMEC)は、経済産業省の地熱発電技術研究事業として、日本における地熱発電において、より安定的な電力供給を実現するため、地熱貯留層評価・管理に係る技術の高度化に着手する。

日本の地熱発電所では、必要な量の蒸気・熱水を安定的に採取できず、発電出力が変動しているケースが見られる。同省の平成25年度地熱発電技術研究開発事業では、この問題を解決するため、地熱貯留層の評価・管理技術、すなわち、地下における蒸気・熱水の流れの評価精度をさらに向上させ、地下の熱源部への水の補給をより適切に行うことにより、蒸気・熱水の採取量の最適化・安定化を実現する技術を開発する。

具体的には、本年度(10月中旬)より平成29年度までの5年間にわたり、既存の地熱発電所において、地質調査、数値シミュレーションによる地熱貯留層の挙動予測、試験設備設計・工事、モニタリング、水の補給によって人工的に涵養(地表の水が地下の地層(帯水層または貯留層)に浸透する現象)する試験などを実施し、その成果を技術マニュアルとして整備する。本年度から平成26年度は試験設備の設置等を行い、平成27年度から平成29年度に実証試験を行う予定。なお、本技術開発は、温泉帯水層と地熱貯留層との関係を科学的に明らかにすることにも貢献するものとなる。

実施場所は柳津西山地熱発電所(福島県柳津町)。技術開発委託先は、地熱技術開発(担当:全体計画・設計、貯留層挙動予測)、奥会津地熱(担当:試験設備設計・工事、人工涵養試験)、産業技術総合研究所(担当:地質調査、モニタリング)の三者で構成される共同体。

平成25年度地熱発電技術研究開発事業では、本事業の「地熱貯留槽評価・管理・活用技術開発」のほか、「地熱貯留槽探査技術開発」「高機能地熱発電システム技術実証開発」が予定されている。

【参考】
経済産業省 - 地熱発電の導入促進のため、地下における熱水の流れを評価・管理する技術の高度化に着手します

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