堀場製作所、水質監視の新型全窒素・全りん測定装置の受注開始 稼働費用を3割削減

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※画像はイメージです
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堀場製作所(京都府京都市)は、水質保全のために排出量が規制されている窒素やりんを同時に測定する新型自動全窒素・全りん測定装置「TPNA-500」の受注を11月6日より開始する。本製品は新試薬の開発などにより、業界No.1の低ライフサイクルコストを実現した。

新製品は、測定時に不可欠な試薬において、使用期限が2倍の試薬を開発し、長期間にわたり無人での自動測定を可能にした。また、全窒素・全りん測定装置では業界で初めて、調合済みの専用試薬セットを提供することにより、試薬補充や廃液処理などの定期的なメンテナンス作業を半減させる。これらにより、製品納入から廃棄までの稼働費用を約3割削減させた。同社では、本製品により、各事業者による水質環境の改善にむけた保全活動の推進につなげることができると説明している。

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