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ホンダ、「最先端」省エネ工場を公開 FEMS活用や塗装工程改善など

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ホンダ、「最先端」省エネ工場を公開 FEMS活用や塗装工程改善など

ホンダは、11月7日、高効率で環境負荷の少ない四輪車の生産を実現した埼玉製作所寄居工場(埼玉県大里郡寄居町)を初めて公開した。

寄居工場では、人と環境に配慮した「環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場で作り出す」というコンセプトのもと、世界トップクラスの省エネルギー工場を目指した最先端の生産技術と高効率な生産体質を構築した。

ホンダは、革新技術を投入した寄居工場を、世界中のホンダの工場をリードしていく工場と位置付けている。新型「フィット」を皮切りに、今後発売予定の小型SUVや小型セダンなど、グローバルコンパクトシリーズを集中生産することにより、さらに高効率な生産体制を構築していく。また、寄居工場で培われる技術やノウハウは、今後立ち上がる予定のメキシコ、中国、ブラジルなどの新工場へ展開していく。

所寄居工場は7月に稼働を開始した。敷地面積は約95万平方メートル(緑地28万平方メートルを含む)。生産能力は25万台/年。

環境負荷低減に向けて、施設管理において、FEMS(工場エネルギーマネジメントシステム)による、エネルギー使用状況の見える化を図っている。塗装においては、Honda S.E.塗装(Honda Smart Ecological Paint)を採用し、中塗り工程を廃止した水性塗装により塗装エネルギーを40%削減した。また、国内初となる水を使わずに炭酸カルシウムによる塗装ミストの吸収除去を実現したバンパー塗装工程を導入した。さらに、取引先との協力により、工場内での取引先の部品加工(コーポレートパーク)を実施し、車体工場と直結することで輸送効率の大幅向上と輸送時のCO2削減を図った。

生産技術としては、プレスにおいて、高速サーボプレス成型と高速チェンジ化により、業界トップクラスのショット数を実現したことにより、従来技術に比べ約40%の効率向上を実現した。また、メインボディアッセンブル装置は大型スライド治具から小型ロボット治具に変更し、モジュール化することで全世界に標準展開が可能な設備の軽小化を実現した。その他、省人化を作業の自動化によって実施している。

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