海水でも使える小水力発電装置 LNG工場などへの導入が可能に

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※画像はイメージです
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岡谷鋼機(愛知県名古屋市)は、シーベルインターナショナル(東京都千代田区)と中山鉄工所(佐賀県武雄市)と共同で、海水にも対応できる、低落差で発電が可能な小型小水力発電装置を開発した。今後は国内外で淡水・海水での実証試験を行い、来年以降の発売を計画している。

今回開発したのは、落差のない水路にも設置可能なシーベルインターナショナルの独自技術を、繊維強化プラスチック(FRP)で実現した小水力発電装置。FRPの採用により海水に対応することで、従来の農業用水路での淡水使用以外にも、発電所やLNG(液化天然ガス)工場などの使用済海水の排水路等、幅広い用途・環境での活用を可能とした。

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