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携帯用ソーラー充電器の充電時間、「実際より短く表示」 5社に措置命令

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消費者庁は、11月15日、5社に対して、携帯電話等用ソーラー式充電器の充電時間を実際より短くし不当に表示していたとして、景品表示法に基づく措置命令を行ったと発表した。

5社は、それぞれ一般消費者に販売するソーラー充電器(計6商品)について、商品パッケージ及び自社ウェブサイトにおいて、太陽光に当てれば表示されている時間(6~13時間)で充電が完了する性能を有するかのような表示をしていたが、実際の充電時間(14.1~37.3時間)はそれを上回るものであった。

例えば、サンワサプライ(岡山県岡山市)は、ソーラー充電器「ストラップソーラーチャージャー(型番:SBT-ST1AU)」について、「10時間 最速10時間で太陽光蓄電」と表示していたが、実測充電時間は37.3時間だった。

同庁は、同社を含む、エアージェイ(東京都国立市)、グリーンエージェント(栃木県宇都宮市)、Hamee(神奈川県小田原市)、リンクスインターナショナル(東京都千代田区)の5社に対して、不当な表示が認められたソーラー充電器の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものである旨を一般消費者へ周知徹底すること、再発防止策を講じて、これを社内に周知徹底すること、今後、同様の表示を行わないことの措置を命じた。

今回、擬似的な太陽光を発生させるソーラーシミュレーターを用いて、自然太陽光のほぼ最大値付近の日射に相当する1,000W毎平方メートルの人工光を継続的に対象商品のソーラーパネル部分に直角に当たるよう照射し、対象商品の充電完了までに要する時間(実測充電時間)を計測した。なお、対象商品ごとに3検体について試験を実施し、平均値を求めた。この結果、「実測充電時間」は、表示されている充電時間を大きく上回るもので、対象商品は表示されている時間で充電が完了する性能を有するとは認められなかった。

それぞれ、景品表示法に違反する行為(同法第4条第1項第1号(優良誤認)に該当)が認められたため、景品表示法第6条の規定に基づき、措置命令を行った。

【参考】
消費者庁 - ソーラー充電器販売業者5社に対する景品表示法に基づく措置命令について(PDF)

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