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再エネ電力の周波数変動を蓄電池で調整する実験、システムの仕様が公開

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再エネ電力の周波数変動を蓄電池で調整する実験、システムの仕様が公開

GSユアサのリチウムイオン電池システムが、九州電力が芦辺変電所(長崎県壱岐市)で行う、三菱電機が構築した実証試験設備に採用された。

実証試験は、離島の系統周波数変動を蓄電池により抑制する最適制御手法を検討するもので、同設備は今年の3月より稼働しており、同実証試験は2014年まで行われる予定となっている。

リチウムイオン電池システムは、風力太陽光など自然エネルギーからの発電量が急変した際に、充放電を行うことにより、供給する電力量を安定させ、周波数の変動を抑制する役割を担う。

今回採用されたリチウムイオン電池システムは、「LIM50Eモジュール」を96モジュール収納した蓄電池盤8ユニットで構成されており、横幅10メートル×奥行き7メートルの蓄電池収納建屋2棟に設置されている。

自然エネルギーの安定供給に関して、世界中で実証実験や導入に対する検討が進められるなか、リチウムイオン電池は安定供給に関わるキーデバイスと認識されており、同社は、今後の自然エネルギーの導入拡大には、高性能で安全かつ低価格のリチウムイオン電池が不可欠であると述べている。

■本リチウムイオン電池システムの概要と特長

システム概要

モジュール形式 LIM50E−12G2−C2(12セルモジュール)
電池数量 9216セル(16モジュール直列×6並列×8ユニット)
容量(kWh) 1616(202×8ユニット)
公称電力(V) 710.4
寸法(mm) W4800×D850×H2050(1ユニットあたり)
質量(約㎏) 4600(1ユニットあたり)
冷却方式 自冷

特長

  1. 直流高電圧(800V級)のパワーコンディショナーに対応
  2. 複数バンク(6並列、1152セル)を一元管理する統合バッテリーマネージメントユニットを搭載
  3. 体積12%減・質量17%減(同社従来システムと比較)の小型・軽量化を実現
  4. 複数モジュールを直列ならびに並列に組み合わせることにより、電圧や蓄電容量のカスタマイズが容易
  5. 1ユニット毎の独立制御により、システムを停止せずにメンテナンスが可能
  6. 蓄電池と遮断機等電機部品鋼板で完全区画(火災予防条例適合キュービクルに収納)
  7. 制御電源の冗長化、多重のシステム保護制御を採用
横幅10メートル×奥行き7メートルの蓄電池収納建屋

横幅10メートル×奥行き7メートルの蓄電池収納建屋

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