熱帯泥炭地のCO2排出量、長期測定に成功 北大・JICAなど

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北海道大学、科学技術振興機構(JST)、国際協力機構(JICA)は、熱帯泥炭地のCO2排出量を、世界で初めて長期・連続観測することに成功したと発表した。

その結果、熱帯泥炭地では、森林によるCO2吸収を考慮してもCO2フラックス(CO2の輸送量を示し、プラスであればCO2排出、マイナスであればCO2吸収となる)は常にプラス(CO2排出)で、環境撹乱(森林伐採、排水)が進むとCO2排出量が大きくなり、エルニーニョの年(乾燥年)にCO2排出量は最大となることを世界で初めて実証した。

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