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住友ゴムのタイヤ、100%天然資源に 世界初の化石資源不使用

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住友ゴムのタイヤ、100%天然資源に 世界初の化石資源不使用

住友ゴム工業は、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない世界初の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」を11月22日に発売した。発売サイズは1サイズで、価格はメーカー希望小売価格を設定している。

同社は、タイヤおよびゴルフ・テニスのスポーツ事業で旗艦ブランド「ダンロップ」を展開する。今年は1913年に日本で初めての自動車用タイヤを生産してからちょうど100年目にあたり、「エナセーブ 100」を完成させた。


「エナセーブ 100」は低燃費性能、ウエットブレーキ性能、乗り心地などの基本性能を向上するとともに、耐摩耗性能を同社従来品(エナセーブ97)に比べ19%向上させ、「省資源」という新たな環境性能も付加した。

エナセーブ 100の特長

省資源では、同社の一般的なタイヤで約60%を占める石油由来の原材料全てを天然資源に置換えた。合成ゴムを天然ゴムに、カーボンブラックをシリカにするなど「天然の素材、天然由来既製品へ置換え」、「天然ゴムを改質して置換え」、松の木油カーボンブラック、天然ワックスなど自然界に存在しない素材をバイオマス技術で「創生して置換え」により、石油外天然資源比率100%を達成した。

同社は、将来の石油資源の枯渇という環境問題に対して、現在のタイヤ原材料の主流である石油や石炭などの化石資源に依存しない石油外天然資源タイヤの開発に2001年から取り組んできた。2006年には、石油外天然資源比率を70%に高めた「エナセーブ ES801」を発売、2008年にはその比率を97%にまで高めた「エナセーブ97」を発売した。

更に2011年には「全ての有機物をバイオマス資源に」をコンセプトに、原材料の全てを天然資源化した「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプを発表した。その後、量産化技術確立に向けた取り組みを進めた結果、今回、100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」を完成させた。

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