> > 国内初、大学がメガソーラー事業 千葉商科大学がグラウンド跡地に2.45MW

国内初、大学がメガソーラー事業 千葉商科大学がグラウンド跡地に2.45MW

記事を保存

千葉商科大学(千葉県市川市)は、野田グラウンド(千葉県野田市)跡地を有効活用して、出力2.45MWのメガソーラーを建設すると発表した。総工費は約7億円。来年4月より東京電力に対する売電事業を開始する。日本の大学が単独でこれほど大規模な太陽光発電事業を開始するのは初めてのことになる。

メガソーラーの名称は「千葉商科大学メガソーラー野田発電所(仮称)」。野球場の移転に伴って9月末で閉鎖した野田グラウンドの敷地約4.68haを利用して建設する。

同大学は現在、1号館の屋上にも太陽光発電設備を設置している。その発電量は1号館内の一部を賄っている程度だが、今回の計画では敷地内に約1万枚のパネルを設置し、出力2.45MWで年間約280万kWhの発電量を予定している。これは一般家庭777世帯が1年間に使う電気量に相当する。

2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発の事故発生以来、日本のエネルギー政策の転換が求められており、2012年7月から太陽光など再生エネルギーによる電力を発電事業者に有利な価格で電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度」が開始された。また、これに呼応して、環境省が地球温暖化対策等の環境対策に積極的に取り組む企業等を支援する「グリーンファイナンス促進利子補給金制度」をスタートさせた。野田グラウンド跡地におけるメガソーラーの取り組みが、この要件を満たした事業として採択されるとともに、文部科学省から収益事業として開始することが正式に認められたことから、今回の運びとなった。

同大学は、2003年に千葉県の大学で最初に国際環境規格ISO14001を取得するなど環境にやさしい大学としての取り組みを推進している。今回の発電事業によってこれをさらに大きく一歩進めるとともに、今後も大学として地球温暖化対策等の環境保全に取り組んでいく考えだ。

同大学では、太陽光発電には以下のようなメリットがあり、社会的にも今大きな注目を集めているシステムだと説明している。

  1. 発電時に廃棄物、騒音、振動、排水、排気などが発生しない
  2. 発電部(パネル)に可動部分がなく、故障が起こりにくく、通常のメンテナンスの必要がほとんどない
  3. エネルギー自給率を向上させる
  4. 発電時に温室効果ガスを排出せず、環境にやさしい

【参考】
千葉商科大学 - 野田グラウンド跡地にメガソーラー発電所を建設

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.