福島県に世界最高効率の石炭火力発電プラント 超々臨界圧型で熱効率45.2%

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※画像はイメージです
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東京電力は、12月3日、福島県双葉郡広野町において、広野火力発電所6号機(60万kW)の営業運転を開始した。本機の発電設備には、超々臨界圧(USC)型を採用しており、石炭火力として世界最高水準となる熱効率45.2%(発電端)を実現した。

発電設備の熱効率45.2%は、USC型を採用することでタービンへ送られる蒸気の高温・高圧化を図るとともに、低圧タービンには広野火力発電所5号機と同設計の48インチ翼を採用することで実現している。その結果、CO2排出量の抑制にも寄与する。

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