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ミャンマーの籾殻バイオガス発電の情報収集業務 NEDOが公募

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「ミャンマー国籾殻ガス化発電の現状と無電化村電化の実現可能性に関する情報収集」の実施者の公募を開始した。

同調査では、NEDOが平成24年1月に、ミャンマー地方エネルギー開発委員会との間で締結したLOIの一環として、特に系統電力網の延伸が進みにくい地方の無電化村地域の電化に向けて、籾殻等再生可能エネルギー技術を活用したエネルギー供給を行うシステムの導入・普及の可能性及び運用方法について情報収集するとともに、既存の籾殻ガス化発電設備の性能改善および安価な排水処理技術に関する協力の可能性の検討を行う。公募期間は12月16日まで。

なお、公募に伴い12月6日に説明会を開催する。場所は新エネルギー・産業技術総合開発機構(神奈川県川崎市)。出席希望の企業等は12月5日12時までに申込みが必要。

NEDOは、エネルギー需要の著しい拡大が続いているアジア・太平洋地域を中心とした開発途上国で、我が国の有するエネルギー・環境技術の有効性を実証し、その普及の促進を図ってきた。ミャンマーでは、平成24年度に「ミャンマーにおける籾殻ガス化発電の運用性向上研究協力事業」を実施し、既存の籾殻ガス化発電設備の効率向上を図る事業を行った。

ミャンマー最大の産業は農業で、GDPの3分の1以上を占めている。なかでも米は生産高3,280万トンと世界第7位の生産高で、外貨獲得源として今後も一層の増産が計画されている。一方で、コメ生産の副産物として発生する籾殻は一部でエネルギー源として利用されているが、全面的な利用には至っていない。

また、ミャンマーの国内の電化率は2011年時点で26%に留まっており、農村地方ではいまだに多くの村落が電化されていないため、積極的な電化の促進による農村地域の生活レベルの向上が望まれている。

こうした状況を踏まえ、NEDOではLOIを締結し、再生可能エネルギー 、省エネルギー、環境分野における協力を包括的に推進することについて合意。また、ミャンマーでは、精米所に設置されている既存の籾殻ガス化発電設備の性能改善と安価な排水処理技術に係るニーズがあり、ミャンマー商業省からは今年2月と9月にこれらの技術に係る協力と普及啓発を目的としたセミナー開催等の期待が寄せられている。

こうした既存の発電設備の性能向上や籾殻等バイオマス資源を用いた再生可能エネルギーによる電化技術は、周辺地域の電化に寄与する可能性があることから、無電化村電化推進の有望な一つの技術にもなると考えられている。

【参考】
NEDO - 「ミャンマー国籾殻ガス化発電の現状と無電化村電化の実現可能性に関する情報収集」に係る公募について

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