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三菱電機、JAXAから人工衛星受注 世界初の温室効果ガス観測専用

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三菱電機、JAXAから人工衛星受注 世界初の温室効果ガス観測専用

三菱電機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から温室効果ガス観測技術衛星2号「GOSAT-2」の契約者に選定されたと発表した。2017年度予定の打上げに向けて詳細な仕様検討を行い、2014年4月から本格的な開発・製造に着手する予定。

なお、同社は「第15回エコプロダクツ2013」(12月12~14日、於:東京ビッグサイト)で「GOSAT-2」に関連する展示を行う。

2017年度打上げ予定の「GOSAT-2」は、欧米に先駆けて打上げられた世界初の温室効果ガス観測専用の衛星「いぶき」(GOSAT:2009年1月打上げ)の後継衛星となる。

三菱電機は今回、「いぶき」において担当した衛星システムの開発・製造に加え、高性能な観測センサーの開発・製造、地上設備の構築、打上げ後の衛星の管制運用をトータルで担当する予定。

1997年の第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)での京都議定書採択以降、先進国では温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の排出量の削減に取り組んでいる。

これらへの貢献を目的に、環境省・国立環境研究所・JAXAが共同して、世界で初めて温室効果ガスの濃度分布を宇宙観測する専用衛星として「いぶき」を開発した。「いぶき」の高頻度でグローバルな観測データと従来の地上観測データなどを組合せることで世界中の温室効果ガスの濃度分布を細かく測定することが可能になった。

「GOSAT-2」は、「いぶき」同様、環境省・国立環境研究所・JAXAが共同して開発している。濃度分布測定精度のさらなる向上を実現すべく、より多くの観測データを収集可能な高性能観測センサーを搭載する予定。

COP19で日本が発表した「攻めの地球温暖化外交戦略」においても、日本の誇る低炭素技術の世界への応用アプリケーションの一つとして、GOSAT-2が取り上げられている。今後、米国の「OCO-2」、欧州「Carbonsat」など、「いぶき」に続く温室効果ガス観測の専用衛星の打上げが計画されており、「GOSAT-2」は国際的な連携・協力も期待されている。

三菱電機はJAXAの推進する国内衛星開発プロジェクトの多くに主契約者として参画し、日本の宇宙開発におけるトップメーカーとしての地位を築いている。また、世界中450機以上の衛星や衛星搭載機器の供給などにも参画している。地球観測衛星分野においても、衛星システム、観測センサーの開発に取り組み、JAXA等の宇宙機関の下で様々な分野の地球観測に活用されている。

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