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ミサワホームの超高耐力木質パネル 赤羽の4階建て集合住宅に採用

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ミサワホームの超高耐力木質パネル 赤羽の4階建て集合住宅に採用

ミサワホームは、独自構法のFWS(フューチャー・ウッド・システム)が採用された「赤羽の集合住宅プロジェクト」の建設工事に着工したことを発表した。設計・監理はKUS一級建築士事務所、施工はスリーエフ。ミサワホームは、同プロジェクトに構造部材となる超高耐力パネルを供給し、同社グループのテクノエフアンドシーが躯体工事を担当する。

FWSは、同社グループのミサワホーム総合研究所が中心となり、研究開発に取り組んでいる新構法だ。強度や耐火性を向上させ改良した木質接着複合パネルを構造体とする構法で、循環資源である木材の建築物への積極的な活用が求められていることなどを背景に、木造建築物の大スパン化(支柱や支壁なしでの大空間確保)や中層化(高層建築と低層建築の間)などを目指す。

今年6月に竣工した同構法の第1弾となる「ミサワホーム 静岡事務所ビル」は、2方向ラーメン構造のFWSを採用した。第2弾となる同プロジェクトでは、4階建の店舗兼共同住宅を防火地域に建設するもので、超高耐力パネルを使用した壁式構造のFWSが採用される。

ミサワホーム 静岡事務所ビル

ミサワホーム 静岡事務所ビル

本工法は、通常の木質系工業化住宅に比べ壁量は半減し、大空間が確保され、開口部をより多くより大きく設置できるメリットがある。開放的でプランの自由度の高い4階建の中層建築物を実現できることが評価され、同プロジェクトに採用されたとしている。

超高耐力パネルの耐火性については、防火地域での建築に対応できる1時間耐火の国土交通大臣認定も取得しており、木質接着複合パネルによる初の4階建の耐火建築物となる。

また、同プロジェクトは、国土交通省の2012年度「木造建築技術先導事業」に採択されている。これは、一般の設計者や施工者が住宅メーカー(同社)と連携することにより、FWSを採用できる新しい仕組みの提案が評価されたもの。


同社グループでは、引き続きFWSの開発・検証を進め、外部の設計事務所や建設会社などとの連携を強化し、大規模建築物や中層建築物などの木質化を可能にするFWSの普及を促進するとしている。

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