小型船舶にも搭載が容易な廃熱回収装置 燃費向上でCO2を最大4%削減

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※画像はイメージです
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三井造船は、舶用主機用廃熱回収装置として自社開発した「Turbo Hydraulic System(THS)」を常石造船から受注した。THSは、常石造船が建造する58,000重量トン型ばら積み貨物船14隻に搭載される。

同社は、舶用ディーゼル機関に搭載されている過給機の高効率化に伴う余剰排気エネルギーの増加に着目し、このエネルギーを油圧動力として回収するTHSを開発した。回収した油圧動力を機関の軸動力として利用することにより、最大4%のCO2削減(燃費向上)効果を得ることができる。

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