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東芝、インド企業の変圧器・開閉装置事業を買収 グローバルでの供給体制確立

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東芝は、インドのヴィジャイエレクトリカル社(Vijai社)の電力・配電用変圧器および開閉装置事業(T&D事業)の買収を完了したと発表した。今後、インドに新たに設立した東芝電力流通システム・インド社において事業を展開していく。

新会社は、Vijai社から買収したT&D事業に同社が保有する最新鋭の設計・製造技術と製品ラインアップを加えることにより、インド国内のみならずグローバルにT&D製品を供給できる体制を確立する。さらに、インド国内で電力用パワーエレクトロニクスシステム事業と鉄道用電力システム事業を展開する計画だ。

東芝は、昨年9月に、Vijai社と、同社のT&D事業を買収することで合意したことを発表している。買収金額は約200億円。許認可等の諸手続きを経て、今回、事業取得を完了した。

Vijai社は1973年に配電用変圧器の製造・販売会社として設立。高い生産・品質水準を確立することで成長し、2006年には、電力用変圧器事業や開閉装置事業などに参入するなど、T&D関連で事業規模・事業範囲を拡大してき。配電用変圧器については現在インド国内でトップシェアで、欧州・アフリカ諸国などグローバルに事業を展開している。

インドでは、2003年以降、年率5%以上の経済成長が続いており、電力・交通などのインフラ不足を解消するための設備投資が長期的に継続するものと見込まれている。東芝の調べによると、これに伴い、T&D市場は今後も堅調な成長を続け、2015年度には4000億円規模になると見込まれている。

東芝は、今回の買収を機にインドのT&D市場に本格的に参入し、5年後に20%のシェア獲得を目指す。また、日本・ブラジル・中国・ロシア・マレーシア・ベトナム等のT&D製造・販売拠点やランディス・ギア社のグローバル販売網を活用することで、2015年度にT&Dおよびスマートグリッド事業の売上高7,000億円を目指す考えだ。

新会社「東芝電力流通システム・インド社」の設立日は2013年12月27日。従業員数は約4,500人。変圧器、開閉装置、電力流通機器等の設計・製造・販売などのほか、敷設工事請負、電力流通に関わる事業全般を手がける。

開閉機器は、変電所で落雷時など異常電流を判断し、電気の流れを入れたり切ったりする機器で、電力ライフラインの安定供給に貢献する。

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