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ディーゼル特殊車両の排ガス規制が強化 ガス漏れ還元装置の義務化など

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環境省は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(通称:オフロード法)施行規則の一部を改正する省令」等を公布した。

この中で、軽油を燃料とする特定原動機へのブローバイ・ガス還元装置の備え付け、窒素酸化物(NOx)の規制値等が改正された。同省令の主な改正概要は以下の通り。なお、適用対象は、ディーゼル特殊自動車で定格出力19kW以上560kW未満の原動機を備えたもの。

【1】ブローバイ・ガス還元装置の備付け

  • ブローバイ・ガス還元装置(原動機の燃焼室からクランクケースに漏れるガスを還元させる装置)の備え付けを義務付ける。
  • 同装置の備え付けが困難な場合は、排気管から排出される排出ガス試験時にブローバイ・ガスについても測定し、排出ガスとブローバイ・ガスとをあわせて排出ガス規制値を満たせばよいこととする。

【2】排出ガス試験における新試験方法の導入及び規制値の強化

  • 排出ガス試験のうちC1モード法に代えることができるものとしてRMCを導入する。
  • 排出ガス試験において、NOxの規制値を強化する。

※適用対象は、ディーゼル特殊自動車で、定格出力19kW以上(NOx規制値強化にあっては、定格出力が56kW以上)560kW未満の原動機を備えたもの

【3】粒子状物質の測定方法の変更

  • 粒子状物質の測定方法について、「無負荷急加速黒煙の測定方法」に規定する方法に代えて、「無負荷急加速時に排出される排出ガスの光吸収係数の測定方法」に規定する方法による、黒煙による光吸収係数の規制に変更するとともに、規制値を0.5m-1にする。

【4】排出ガス発散防止装置に係る機能維持規定の明確化

  • 尿素選択還元型触媒システムやディーゼル微粒子除去装置に関して、これら装置の取り付けが確実でないもの又は損傷があるものは、基準に適合しない旨の明確化を行う。
  • 排出ガス発散防止装置としての機能を発揮するために、還元剤等を補給する必要がある構造装置に関して、所要の補給がなされていないものは、基準に適合しない旨の明確化を行う。

【5】少数生産車の基準の改正

  • 排出ガス規制の強化に伴い、型式届出特定特殊自動車と同等の排出ガス性能を有するものとして定める基準(海外の基準)を変更する。

【参考】
環境省 - 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律施行規則等の一部改正及び意見募集の実施結果

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