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中国・JAソーラー 多結晶シリコン太陽電池の変換効率19%を突破

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太陽電池世界大手の中国・JAソーラーは、2月18日、同社製多結晶シリコン太陽電池の変換効率が19%を超えたと発表した。

同社はこの新しい多結晶シリコン電池の量産を開始し、2014年第2四半期に商用化するモジュール組み立てラインに同製品を統合する計画だ。

同社のR&Dチームがこのほど開発したセルテクノロジーを使って達成された変換効率は、同社多結晶シリコン電池が2013年8月に当時の業界新記録と発表された18.3%を更新した。

同社のヨン・リュー最高執行責任者(COO)は「多結晶シリコンで19%変換効率の壁を破ったことによって、JAソーラーは費用対効果のある方法で、高性能太陽光発電製品を製造する能力の意味で新たな一里塚に達した。単位面積当たりの優れた発電量と、ワット当たりの低設置コストは顧客に大きな価値を提供する」と語った。

また、JAソーラーは、2月11日に、同社太陽光発電モジュールの性能が、中国最大の専門的認証機関である中国品質認証センター(CQC)から認証を受けたと発表した。JAソーラーはCQC認証を受けた初の太陽光発電製品メーカーとなる。

認証手続きの一環として、JAソーラーのモジュールは乾燥および高湿度条件下とともに、高所をシミュレートする条件での信頼性および耐久性のテストを受けた。これらテストは国際電気標準会議(IEC)の基準を満たし、いくつかのケースではその基準より厳しいものとなっている。同社では「今回の認証は、JAソーラーのモジュールが極めて厳しい環境条件で信頼できる性能を提供するという顧客の確信をさらに高めることになる」と語っている。

同社製品はこれまでに第三者認証機関テュフズード(TUV SUD)のスレッシャーテスト(Thresher test)、テュフノルト(TUV NORD)のソルトミスト腐食テスト、ダストおよびサンド腐食テスト、アンモニア腐食テストなどを合格するなど、多くの品質認証を受けている。

JAソーラーは、中国の上海に本社を置き、アメリカ、ヨーロッパなどにも拠点を設けて、グローバルに事業を展開する。日本では東京にオフィスを設けている。同社は、セル製品で年間2.5GW、モジュール製品で年間1.8GWの供給能力を有する。2012年は太陽光モジュール出荷量の世界ランキングでトップ10入りを果たしている。活況を呈する日本の太陽光市場において、高効率と信頼性の高い太陽電池を武器に拡販を図っている。

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