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中国レネソーラ社、太陽光発電モジュールを日本国内で生産

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中国の太陽光発電モジュールメーカーのレネソーラは、電子部品商社のバイテック(東京都品川区)と協業し、日本国内で同社太陽光発電モジュール「Virtus II®」の生産を4月より開始すると発表した。

両社は、レネソーラの太陽光発電モジュールの製造及び販売を行う合弁会社「バイテックグローバルソーラー(VGS)」(栃木県大田原市)を2月4日に設立した。VGSの資本金は2,000万円。VGSでは、レネソーラの部材と生産方式を導入し、レネソーラブランドのOEM生産を行う。また、太陽光発電モジュールの製造等を行っているサンエス(広島県広島市)と技術提携を行う。

これにより、産業・家庭用モジュールの日本市場に対する新規参入製品して、低製造原価によるコスト競争力と品質が高い日本産製品を投入し、販売の拡大を図る。

レネソーラ(ReneSola Ltd.)は、2005年に設立されたモジュール・ウェハーの製造会社。グループ企業内でポリシリコン(高純度の多結晶シリコン)から太陽電池モジュールまで、すべての事業を一貫して手がけていることを強みとしている。特許技術、スケールメリット、技術的専門知識を駆使し、自社製バージン・ポリシリコンと垂直統合型ビジネスモデルを用いて製品を提供している。2012年10月に、日本法人レネソーラ・ジャパンを設立し、日本の住宅用太陽光発電パネル市場に参入した。

レネソーラによると、「Virtus II®」には、同社の強みであるインゴット製造技術を活用。その結果、多結晶でありながら単結晶並みにコスト効率が高く、セル変換効率は17.6%となった。シリコン鋳造方法と処理工程の向上によって結晶方向と結晶サイズがより均一になり、結果として高い変換効率を実現した。またモジュールに使用されているウェハーは結晶中の欠陥密度が低く、通常の多結晶モジュールと比較して、5W~10Wパワー出力が高くなっている。加えて単結晶モジュールと比較して低LID(光誘起劣化)、高温下でも高性能を発揮、低CTMロス(セルからモジュールへの電力損失)といった特徴を備えている。

また、レネソーラは全製品に対して、10年間の品質、及び25年間の出力電力を保証している。さらに、同社製品には太陽光など代替エネルギー業界独自の保険及びリスクマネジメントの提供に特化した米国の保険会社PowerGuard社による長期保険及び品質保証も適用される。

サンエスは1932年に設立。繊維事業からスタートし、電子機器事業へも事業領域を広げ、さらには「安全」「健康」「環境」「介護」をキーワードにした新規事業にも注力している。中国・東南アジアに4工場を展開し、太陽光モジュールの製造、各種半導体・モジュールの開発製造、事務機器・設備・制御機器の設計・開発およびソフト開発行っている。

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