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北海道、今冬の節電目標6%を達成できず 火力停止で綱渡りの日も

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北海道、今冬の節電目標6%を達成できず 火力停止で綱渡りの日も

北海道電力は、7日、政府が冬季の電力需給対策として、北海道に対して12月9日から3月7日まで、2010年度比でマイナス6%以上の数値目標付きの節電を要請していた期間が終了したことを受けて、今冬の電力需給状況を発表した。

これによると、今冬の節電結果として、2月末までの平日における日々の最大電力について、気温の影響を考慮して2010年度と今年度を比較した場合、マイナス5.4%程度となり、節電目標であるマイナス6%は達成できなかった。今冬の最大需要電力は540万kWで、マイナス6%の節電目標の基準である544万kWを下回った。

一方、12月17日からおよそ1カ月の間、同社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機が計画外停止した。その間、さらに苫東厚真発電所2号機が停止した場合には、北本連系設備からの受電を考慮しても、供給予備率が安定供給に必要な3%を下回る可能性がある、まさに綱渡りの需給状況といえるときもあった。

今冬の数値目標付節電期間は12月9日(月)から3月7日(金)の平日(12月30日から1月3日を除く)。今冬の気温は、12月~2月の平均気温がマイナス2.2℃と、2010年度の平均気温(マイナス1.4℃)に比べて0.8℃程度低い状況だった。

なお、数値目標をともなう節電は3月7日で終了するが、3月31日までは数値目標のない節電の期間となっている。同社は、今後、冬場に酷使してきた火力発電所などの点検や補修を可能な限り行い、供給力の確保に万全を図っていく。しかし、火力・水力の発電設備や連系する送電線、また北本連系設備の計画外停止が万が一重複して発生した場合には、厳しい需給状況となることも考えられるため、引き続き無理のない範囲での節電への協力を要請している。

政府は、冬季の電力需給対策において、北海道以外の全国(沖縄電力管内を除く)においては、数値目標を設けずに節電を要請。節電要請期間は、12月2日(月)から3月31日(月)までの平日(12月30日から1月3日を除く)。

ただし、北海道電力管内については、他電力からの電力融通に制約があること等の特殊性を踏まえて、数値目標付きの節電を要請していた。北海道電力管内では、今冬、政府による「自家発電設備の導入支援」、大口需要家と計画停電を回避するための「計画停電回避緊急調整プログラム」の締結を行うなど、多重的な需給対策を講じてきた。

【参考】
北海道電力 - 今冬の数値目標をともなう節電へのご協力のお礼について

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