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不動産価値を向上させる「グリーンビルディング認証制度」 新たな運営体制へ

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不動産価値を向上させる「グリーンビルディング認証制度」 新たな運営体制へ

日本政策投資銀行(DBJ)および日本不動産研究所(JREI)は、10日、新たに業務協力協定を締結し、環境や社会に配慮した不動産(グリーンビルディング)を評価する「DBJ Green Building認証制度」の共同運営を開始したと発表した。

また、今回、共同運営体制発足後初めての認証として、JREIは、日本生命保険が開発するオフィスビル「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」(東京都千代田区)に対して、施工前の物件を評価するプラン認証を実施し、「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」として、5段階で最高位の「Platinum(plan)2013」の認証を付与した。

本認証制度は平成23年4月にDBJが創設。対象物件の環境性能に加えて、防災やコミュニティへの配慮等を含む様々なステークホルダーへの対応を含めた総合的な評価に基づき、社会・経済に求められる不動産を評価・認証し、その取り組みを支援することを目的としている。現在までに130件を超える認証実績を有しており、認証された不動産は、その鑑定評価において付加価値が認められることが期待される。

「DBJ Green Building認証」の背景・ねらい

「DBJ Green Building認証」の背景・ねらい

DBJとJREIは、平成23年9月28日付にて本認証制度に関する業務協力協定を締結し、環境や社会に配慮した不動産(グリーンビルディング)の分析・評価等に係る意見交換や情報交換をしながら、本認証制度の普及・促進を図ってきた。その結果、グリーンビルディングの評価基礎が確立されたことから、本認証制度の運営を両者による共同運営体制に移行することとなった。

今後、両者は、新たな共同運営体制のもと、評価システムの精度向上を図り、本認証制度の発足当初より目指してきた、認証評価と物件の経済価値の相関に関する検証を行う。そして、グリーンビルディングが適切に評価される市場を形成することで、不動産金融市場の発展に、これまで以上に貢献することを目指す。

今回、第1号として認証されたオフィスビル「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」は地上22階、地下3階。敷地面積は約3,900平方メートル、延床面積は約56,000平方メートル。平成26年6月の竣工を予定している。

今回の認証では、以下の点が高く評価された。

  1. 全館LED照明太陽光発電パネルBEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入などにより、優れた環境性能を実現している点
  2. 強風時などに建物の揺れを抑える制振構造の採用や、非常用電源設備の充実により、ビルの防災やテナントのBCP(事業継続計画)に配慮した建築スペックを実現している点

また、同時に、JREIは、日本生命が保有するオフィスビルのうち40を超える物件についても、本認証制度による評価を実施した。それぞれの評価結果を踏まえ、本認証制度について業務協力を行っているニッセイ基礎研究所も交えて、DBJとJREIは不動産のサステナビリティに関する調査・研究も推進していく。

【参考】
日本政策投資銀行 - DBJ Green Building認証の共同運営を開始

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